1984年東京都生まれの加藤愛は、2004年に美学校で会田誠のバラバラアートクラスを卒業し、2007年より「愛☆まどんな」としてライブペインティングのパフォーマンスを開始しました。その活動は多岐にわたり、作品の展示のみならず、ミュージシャンとのコラボレーションや、アイドルの衣装デザイン、昨年には自身初の漫画『白亜』(株式会社STOKE)を出版するなど、日々表現の幅を広げています。
加藤の制作のベースとなっているのは、幼少期の記憶です。幼い頃に惹かれた少女たちの体は、憧れか性的か、いまだ曖昧な境界線に存在しながらも、加藤の中に鮮烈な記憶として留まり続けています。そんな女神のような存在でもある「美少女」を、加藤はコンプレックスとストレスに陥った少女時代に、自分自身を応援するために描き始めました。デビューと同時にその存在を表に出してからも、「美少女」を自分の感情を代弁する究極のモチーフとして一心に描き続けています。
作品販売についてのお知らせ
作品につきましては、今回、抽選販売とさせていただきます。
以下の期間、会場にてお申し込みを受け付けます。
申込期間:2020年10月16日(金)12:00~10月25日(日)19:30
受付場所:会場内
※特許出願中
ANIMETIC LAYERED painting
©KATO Ai (AI☆MADONNA)
Courtesy: Mizuma Art Gallery
加藤 愛(愛☆まどんな)/KATO Ai (AI☆MADONNA)
1984年、東京都生まれ
2003年、都立芸術高等学校美術科デザインコース 卒業
2004年、美学校/会田誠バラバラアートクラス 卒業
2007年、「愛☆まどんな」始動
2012年、個人事務所/愛☆まどんなプロダクション 設立
個展
- 2009年
- 「果実」antique studio MINORU、東京
「きゅぴんッ」ミヅマ・アクション、東京 - 2010年
- 「セキララ美少女積乱雲」galaxxxy、東京
- 2011年
- 「愛☆まどんなトリックアート9Fでございます」BT gallery、東京
- 2012年
- 「初も~え -愛と辰-」DIGINNER GALLERY WORKSHOP、東京
- 2014年
- 「幸せの黄色い…」VV渋谷宇田川、東京
「顔色が悪いのは私のせいじゃない」Pixiv Zingaro、東京 - 2017年
- 「晴れと天才」WALL原宿、東京
「曖昧なUミーハーな愛」AWAJI Cafe and Gallery、東京 - 2019年
- 「白亜展」3331アーツ千代田、東京
「ゴミか宝か」VV渋谷本店、東京 - 2020年
- 「ひあたりのわるいへや」ミヅマアートギャラリー、東京
グループ展
- 2004年
- 「こたつ派2」ミヅマアートギャラリー、東京
- 2005年
- 「恋の前厄」ミヅマアートギャラリー、東京
「- Since 1994 - ミヅマアートギャラリー10周年記念展」ミヅマアートギャラリー、東京 - 2007年
- 「JAPAN WEEK 2007 in Warszawa」ポーランド
「アートで候。会田誠・山口晃展」 上野の森美術館、東京 - 2008年
- 「東京ナンセンス」SCION space、ロサンゼルス
- 2013年
- 「HELLO, SHIBUYA TOKYO」シンガポール
- 2014年
- 「IMPACTS! ・勢み」Zane Bennett Contemporary Art、サンタフェ、アメリカ
- 2015年
- 「SHIBUKARU MATSURI goes to BANGKOK」バンコク
「JAPAN EXPO」パリ - 2019年
- 「優しい眼差し 温柔的视线」HWA’s Gallery、上海、中国
「Eyes & Curiosity—Flowers in the Field」Mizuma Gallery、シンガポール
協力
- ミヅマアートギャラリー
Special Thanks
- 株式会社カナセ
北川 満
山形有紀子
女の子の可愛い瞬間、美しさの刹那を絵の中に閉じ込めたいという想いは、私が制作をする上で一貫して持ち続けているテーマです。
今回は、新しい画法を使った新作を発表いたします。
見る角度や距離によって絵の表情が変わる面白さを、ぜひ会場で体験してみてください。
加藤 愛(愛☆まどんな)