サンショウウオをメインモチーフに、造形・彫刻作品を制作する現代美術家、井上裕起。 根幹となるテーマを「進化」とし、日本の伝統や伝承に新しい素材を重ね合わせた独自のスタイルは国内外から高く評価されています。本展では、新作を含め、約15点を展示いたします。
オープニングパーティー
日時：2018年6月1日（金）18:00～20:00
会場：六本木ヒルズA/Dギャラリー
料金：無料
![salamander [騎蛙像]](../../../../files/shop/adgallery/2018/05/24/work1.jpg)
2018年
FRP、Paint、Wood
29.5 x 21x 21 cm
![salamander [BORDER]](../../../../files/shop/adgallery/2018/05/24/work2.jpg)
2018年
FRP、Paint、Stainless steel
20 x 13 x 21.5 cm
![salamander [D51]](../../../../files/shop/adgallery/2018/05/24/work3.jpg)
2018年
FRP、Paint、Wood、Plarail
19 x 47.5 x 8.5 cm
![salamander [TRICYCLE]](../../../../files/shop/adgallery/2018/05/24/work4.jpg)
2018年
FRP、Paint、Tricycle
90 x 93 x 58 cm
井上裕起
- 1972
- 神奈川県横須賀市出身
- 1998
- 多摩美術大学美術学部彫刻科卒業
- 2000
- 多摩美術大学大学院美術研究科彫刻専攻修了
個展
- 2016
- 「TOY BOX」U space Gallery、台湾
- 2016
- 「salaMandala / CHILDHOOD」新宿、大阪、日本橋高島屋巡回
- 2015
- 「浮世栄光」U space Gallery、台湾
- 2014
- 「EVOLUTION v.s. REGENERATION」U space Gallery、台湾
- 2013
- 「salaMandala / VECTOR」TENGAI GALLERY、東京
- 2013
- 「salaMandara / 108」新宿高島屋、東京
- 2011
- 「salaMandala / INSIDE THE OUTSIDER」和田画廊、東京
- 2010
- 「salaMandala / NIPPON-IDOL」和田画廊、東京
- 2009
- 「salaMandala / NIPPON-ISM 和田画廊、東京
- 2009
- 「salaMandala / NIPPON-IDEA」ギャラリー中井、京都
- 2008
- 「salaMandala / NIPPON-IDEA」和田画廊、東京
- 2007
- 「salaMandala / MINES#2」和田画廊、東京
- 2007
- 「salaMandala / EDEN」和田画廊、東京
- 2005
- 「salaMandala / CHAIR」ギャラリーなつかb.p.、東京
- 2003
- 「salamander」ギャラリーなつか、東京
主なグループ展
- 2018
- 「風詠抄―楽」、新宿高島屋、東京
- 2018
- 「M7」画廊くにまつ青山、東京
- 2017
- 「横須賀のアーティスト」横須賀美術館、神奈川
- 2017
- 「三越美術110周年 HOPES 次世代百選展」日本橋三越本店、東京
- 2017
- 「新宿高島屋美術画廊10周年記念―そして広がる―」新宿高島屋、東京
- 2017
- 「アーカイブ」渋谷区A氏邸、東京
- 2017
- 「第20回岡本太郎現代芸術賞展」川崎市岡本太郎美術館、神奈川
- 2016
- 「Artistic Christmas vol.X - MIRAI -」新宿高島屋、東京
- 2016
- 「T-ism」日本橋三越、東京
- 2016
- 「M6」画廊くにまつ青山、東京
- 2015
- 「Artistic Christmas vol.IX」新宿高島屋、東京
- 2015
- 「M5」画廊くにまつ青山、東京
- 2015
- 「骨のあるアート展」伊勢丹新宿店、東京
- 2015
- 「現代擬人観」新宿高島屋、東京
- 2014
- 「あの人の好みもの」新宿高島屋、東京
- 2014
- 「HISASHI TENMYOUYA × INDIEGUERILLAS」ミヅマギャラリー、ギルマンバラックス、シンガポール
- 2014
- 「高島屋 幻想博物館」日本橋、大阪、京都、横浜、名古屋、新宿高島屋巡回
- 2014
- 「幽霊画展 其之弐」画廊くにまつ青山、東京
- 2014
- 「巧術・デパート・リミックス・其之貳」日本橋高島屋美術画廊X、東京
- 2014
- 「縹渺-巧術其之伍」スパイラルガーデン、東京
- 2013
- 「Artistic Christmas vol.VII」新宿高島屋、東京
- 2013
- 「la decoration」日本橋高島屋、東京
- 2013
- 「巧術・デパート・リミックス・其之壱」新宿高島屋、東京
- 2013
- 「Phantom～幻～」新宿高島屋、東京
- 2012
- 「Artistic Christmas vol.VI」新宿高島屋、東京
- 2010
- 「Artistic Christmas vol.IV」新宿高島屋、東京
- 2010
- 「BASARA」スパイラルガーデン、東京
- 2010
- 「The Art Show―日本?」和田画廊、東京
- 2009
- 「真夏の夢」椿山荘、東京
- 2008
- 「NETWORK PROJECT JAPAN」インターアリア アートカンパニー、ソウル、韓国
- 2008
- 「The House」日本ホームズ住宅展示場、東京
- 2008
- 「ROUND2008」ギャラリーなつか、東京
- 2006
- 「第25回損保ジャパン美術財団選抜奨励展」損保ジャパン東郷青児美術館、東京
- 2006
- 「白と黒ってどう？」 ギャラリーコンセプト21、東京
主なシンポジウム
- 2005
- 「第4回 ブユックチェクメジェ国際彫刻シンポジウム」 イスタンブール、トルコ
受賞
- 2017
- 「特別賞」 第20回岡本太郎現代芸術賞展
私の作品の根幹となるテーマは「進化」である。
モチーフとして扱っている生物はその生涯において一定の時期が訪れると変態するが、その境界線を越える瞬間に希望と覚悟を感じ、彼等を通じて人間の成長や人類の進化を想像する事が私の創作活動の源になっている。
私は制作を始めた当初から石を用いてきたが、近年はより自由度の高い造形を求めて化学的な素材へと移行してきた。この物質の変化は単なる素材の変更という事にとどまらず私自身の「進化」の過程であり、日本という国に受け継がれてきた伝統や伝承を重ね合わせる事によってより新しいものへ発展させようという試みでもある。
井上裕起