サンショウウオをメインモチーフに、造形・彫刻作品を制作する現代美術家、井上裕起。根幹となるテーマを「進化」とし、日本の伝統や伝承に新しい素材を重ね合わせた独自のスタイルは国内外から注目されています。本展では、立体、平面作品20余点を展示いたします。
作品
井上裕起/Inoue Yuki
1972年 神奈川県横須賀市出身
1998年 多摩美術大学美術学部彫刻科 卒業
2000年 多摩美術大学大学院美術研究科彫刻専攻 修了
個展
- 2003年
- 「salamander」ギャラリーなつか、東京
- 2005年
- 「salaMandala / CHAIR」ギャラリーなつかb.p.、東京
- 2007年
- 「salaMandala / EDEN」和田画廊、東京
「salaMandala / MINES#2」和田画廊、東京 - 2008年
- 「salaMandala / NIPPON-IDEA」和田画廊、東京
- 2009年
- 「salaMandala / NIPPON-IDEA」ギャラリー中井、京都
「salaMandala / NIPPON-ISM 和田画廊、東京 - 2010年
- 「salaMandala / NIPPON-IDOL」和田画廊、東京
- 2011年
- 「salaMandala / INSIDE THE OUTSIDER」和田画廊、東京
- 2013年
- 「salaMandara / 108」新宿高島屋、東京
「salaMandala / VECTOR」TENGAI GALLERY、東京 - 2014年
- 「EVOLUTION v.s. REGENERATION」Uspace Gallery、台湾
- 2015年
- 「浮世栄光」Uspace Gallery、台湾
- 2016年
- 「TOY BOX」Uspace Gallery、台湾
「salaMandala / CHILDHOOD」新宿、大阪、日本橋高島屋巡回 - 2018年
- 「唯我独尊」U space gallery、台湾
「salaMandala / RIDE」六本木ヒルズA/Dギャラリー、東京 - 2019年
- 「salaMandala / アイイレナイ」日本橋、大阪、新宿髙島屋巡回
受賞
- 2017年
- 第20回岡本太郎現代芸術賞(TARO賞) 特別賞
人類は、より豊かな生活を求めて進化を続け、今やテクノロジーの恩恵無しには生きられない。その結果、昨今では温暖化が原因とみられる環境問題が悪化しているが、皮肉なもので、新型ウィルスがパンデミックした影響により、大気汚染が改善しているという。
卵が先か鶏が先か…
進化する未来への真価は、常に試されている。
井上裕起