桑田卓郎は世界各地で個展を開催し、圧倒的なオリジナリティで鑑賞者を魅了してきました。陶芸の歴史に深く根ざしながらも、批評的な感覚、素材との対話、そして現代的な視点によって新たな地平を拓き、国際的にも高く評価されています。
本展では、茶碗や彫刻的な作品と並行して長年制作してきたカップの新作を展示。サイズ、釉薬の表情等バラエティ豊かな約150点を展示・販売します。
撮影:Ichikawa Yasushi
桑田卓郎/Kuwata Takuro
- 1981年
- 広島県生まれ
- 2001年
- 京都嵯峨芸術大学短期大学部美術学科陶芸コース卒業
- 2002年
- 陶芸家、財満進氏に師事
- 2007年
- 多治見市陶磁器意匠研究所修了
主な個展
- 2019年
- 「日々」音羽山清水寺、京都
「Dear Tea Bowl, Horsetails are in season in Hagi.」山口県立萩美術館・浦上記念館、山口 - 2015年
- 「桑田卓郎展」草月会館 1F 石庭「天国」、東京
主なグループ展
- 2021年
- 「和巧絶佳」みやざきアートセンター、宮崎/アサヒビール大山崎山荘美術館、京都
- 2020年
- 「近代陶芸 陶芸家たちの古典復興」ポーラ美術館、神奈川
「世界は今:アートとつながる」金沢21世紀美術館、石川
「和巧絶佳」パナソニック汐留美術館、東京
「The power of things」KAMU kanazawa、石川 - 2019年
- 「現在地:未来の地図を描くために[2]」金沢21世紀美術館、石川
- 2018年
- 「バブルラップ」熊本市現代美術館、熊本
「LOEWE Craft Prize 2018」Design Museum、ロンドン - 2017年
- 「Regarding George Ohr: Contemporary Ceramics in the Spirit of the Mad Potter」BOCA RATON MUSEUM OF ART、フロリダ
「工芸未来派—工芸ブリッジ—」EYE OF GYRE、東京
「Frieze Sculpture 2017」Regent’s Park、ロンドン
「村上隆のスーパーフラット現代陶芸考」十和田市現代美術館、青森 - 2016年
- 「PUNK 工芸—魂の救済」樂翠亭美術館、富山
受賞
- 2018年
- LOEWE Craft Prize 2018、特別賞受賞
- 2009年
- 第17回テーブルウェア大賞、大賞・経済産業大臣賞受賞
- 2008年
- 第8回国際陶磁器展美濃、美濃賞受賞
第26回朝日現代クラフト展、奨励賞受賞 - 2007年
- 第2回織部クラフト・デザイン大賞、銀賞受賞
- 2006年
- 第6回益子陶芸展、濱田庄司賞受賞