「Cat Garden」と題した本展は、奥田雄太自身初となる猫を中心とした作品群で構成されます。
偶然性を活かした色鮮やかで大胆な絵具と、繊細に描かれる線で表現された、個性豊かな猫たちに会いにきてみませんか。

《Abstract Cat 250308 (Pearl White×Turquoise Blue)》
2025年
アクリル絵具、顔料インク、キャンバス、木製パネル
60.6×91 cm

《Abstract Cat 250308 (Pearl White×Turquoise Blue)》
2025年
アクリル絵具、顔料インク、キャンバス、木製パネル
60.6×91 cm

《Abstract Bouquet 250210 (Pearl White×Colourful)》
2025年
アクリル絵具、顔料インク、キャンバス、木製パネル
91×91 cm

《Abstract Cat 250308 (Pearl White_White)》
2025年
アクリル絵具、顔料インク、キャンバス、木製パネル
72.7×72.7 cm

《Cat face 250308 (Cream_Copper)》
2025年
アクリル絵具、顔料インク、キャンバス、木製パネル
53×53 cm

《Cat face 250308 (Whity Gray_Black)》
2025年
アクリル絵具、顔料インク、キャンバス、木製パネル
53×53 cm
奥田雄太/Okuda Yuta
1987年、愛知県生まれ。日本とイギリスにてファッションデザインを学んだのち、ファッションブランドでデザイナーとして活動。2016年にアーティストに転向した奥田雄太は国内での個展やグループ展に精力的に参加し、製作と発表を続けキャリアを築き上げている。
アーティスト転向後、計算した線のみで構成された細密画で表現していたが、ここ数年「偶然性」に重きを置いた「花」の作品を中心に発表を続けている。
激しいストロークにより強調された絵具と色彩、ペンによる細やかな線描が共存する奥田雄太の絵画は見るものを魅了する。
今回の猫の作品たちは、奥田雄太の作品シリーズの一つである「beautiful foodchain(美しき食物連鎖)」から着想を得た作品であり、予てから作者が愛してやまない猫たちの園を描いています。
自由気ままで奔放で、気分屋でそんな猫たちにいつも振り回されている作者の喜びをただただぶつけた展示になっております。
花に囲まれた猫たちを好きなだけ愛でていってもらえましたら幸いです。
奥田雄太