グラフィックアーティストとして国内外で活動するKamerian.。
タトゥーアートやアニメーション、漫画などから影響を受けシルクスクリーンを主な技法として用い、大衆文化をモチーフに欧米アニメを彷彿とさせるような強い輪郭線と色彩で倒錯的な世界観を作り上げます。
本展では、「PERFECT FAKER」と題して、新作を展示いたします。
《AVENGE》
2023年
シルクスクリーン、キャンバス、樹脂
75×75×4 cm
《I WAS BORN》
2023年
シルクスクリーン、キャンバス、樹脂
75×75×4 cm
《SMILE 1》
2023年
シルクスクリーン、キャンバス、樹脂
75×75×4 cm
《SMILE 2》
2023年
シルクスクリーン、キャンバス、樹脂
75×75×4 cm
Kamerian.
グラフィックアーティスト。近年は国内のみならずスイスでの個展、アメリカやオランダ、香港でのグループ展など、海外でも積極的に活動している。
制作協力
- 菰田寿允（marco gallery キュレーター）
私は常に嘘を言う。
普段、筆は取らない私だが、本展に合わせて筆を取ってみようと思う。
私は、ポップ（Pop）アートに影響を受けている。
Popとは、言葉としては、ポンと弾ける、という意味で、刹那的なニュアンスを持つ。
生まれては、次の瞬間に消える。瞬間的な快感には、ほぼ同時に、まるで逆の不快感みたいなものが付きまとう。
幼稚で暴力的。夢と現実。どこか逆のようなものが合わさってやってくる時に強烈なリアルを感じる。
嘘と隣り合わせにある真実っぽさを見て、あるいは、真実を見た気になって腑に落ちて今日という1日がいつの間にか、終わっている。
Kamerian.