ユーモラスな可愛らしい鬼が生き生きと動く桃太郎シリーズをライフワークに描く作家、瀧下和之。鬼のほか、風神雷神、龍虎など日本の伝統的な題材を類まれな空間感覚と豊かな発想で表現します。
パネルに彫刻刀で彫られた独特の線描とアクリル絵具による斬新な作品は、現在展示開催中のメナード美術館(愛知)をはじめ、成川美術館(箱根)、熊本市現代美術館等、全国の美術館にも展示収蔵されています。絵画以外にも絵本・ぬいぐるみ・カルタなどのグッズ、故・横綱千代の富士やタカラジェンヌとのコラボなども展開し活躍の幅は多岐にわたっています。
本展では本画、素描、版画、約60センチメートルの鬼フィギュアDX2(5色)を展示いたします。様々な魅力に溢れた瀧下ワールドをご堪能ください。

2021年
ソフトビニール
H625×W334×D268 mm

2021年
ソフトビニール
各H625×W290×D290 mm

2022年
ボールペン、紙
257×182 mm

2022年
ボールペン、紙
296×210 mm
瀧下和之/Takishita Kazuyuki
- 1975年
- 熊本県中央町に生まれる(現:美里町)
- 1991年
- 熊本県立第二高校 美術科に入学
- 1994年
- 高校卒業後、上京
- 1995年
- 1年の浪人を経て、東京藝術大学美術学部デザイン科入学
- 1999年
- 東京藝術大学美術学部デザイン科卒業
- 2001年
- 東京藝術大学大学院(描画装飾デザイン専攻、中島千波研究室)修了
- 2004年
- 地元の中央町が、隣接する砥用町と合併し「美里町」となる
自身のデザインした町章が採用される - 2005年
- この年から画業に専念
- 2006年
- TOKYO FM『STYLE CAFE』にゲスト出演
- 2007年
- NHK BSハイビジョン『俵屋宗達-永遠の風神雷神図-』に出演
- 2009年
- 画集『瀧下和之作品集 桃太郎図』刊行(求龍堂刊)
- 2011年
- 画集『瀧下和之作品集 JAPON:ism』刊行(求龍堂刊)
- 2012年
- 『桃太郎図いろはカルタ』刊行(求龍堂刊)
- 2015年
- 画集『瀧下和之作品集 桃太郎図2」刊行 (求龍堂刊)
絵本『どんぶらこ。』刊行(求龍堂刊) - 2017年
- 『桃太郎図いろはカルタ2』刊行(求龍堂刊)
- 2018年
- 画集『瀧下和之作品集 JAPON:ism 2』刊行(求龍堂刊)
- 2021年
- 画集『瀧下和之作品集 桃太郎図3』刊行(求龍堂刊)
