上路市剛は、徹底してリアリティを追及し「肖像」を作る作家です。
中世の先⼈たちが最先端技術で表現したものを、モチーフの年齢的なシミや皺、⽑⽳や傷、暮らしぶりや気候⾵⼟など、それぞれの⼈⽣におけるリアリティに思いを馳せ、加えて上路の意匠を施し、現代の最先端技術を使った新たな肖像として表現しています。
本展で上路は新たな肖像としてアップデートした「興福寺・北円堂」における⽊彫像を、興福寺の曼陀羅図の配置でギャラリー内に設置します。現代に翻訳された新たな宇宙観をぜひご⾼覧ください。
オープニングパーティー
日時:2019年4月26日(金)18:00~20:00
会場:六本木ヒルズA/Dギャラリー
料金:無料
作品
- 上路市剛/Kamiji Ichitaka
- 1992年 大阪生まれ
2015年 京都教育大学卒業