自然や日常に静かに寄り添いながら、時に鋭く、時にあたたかく人の心に触れる志賀の作品は、見る者それぞれの「いま」と深く共鳴します。
本展では、志賀がこの数年で積み重ねてきた「日々」を形にした作品群を展示します。
禅語「日日是好日」に込められた、どの一日もかけがえのないものであるという思想を、志賀の世界観を通して感じとることができるでしょう。静けさの中に息づく、ささやかで確かな美をご覧ください。

《16時がわたしを抱きしめる》
2025年
油彩、キャンバス
72.7×60.6×2 cm

《きみがいてくれたから》
2025年
油彩、キャンバス
116.7×91×2.6 cm

《きみのところへ》
2025年
油彩、キャンバス
116.7×91×26 cm

《せなかをあずけて》
2025年
油彩、キャンバス
72.7×60.6×2 cm

《わたしの音色》
2025年
油彩、キャンバス
72.7×60.6×2 cm

《わたしの音色》
2025年
油彩、キャンバス
72.7×60.6×2 cm
志賀龍太/Shiga Ryota
1988年愛知県生まれ。様々な仕事をする中で23歳の時に納棺師という仕事に出会い、今日一日を大切にしたいと思い、昔から好きだった絵を描き始める。禅語である日日是好日をテーマにし日常の豊かさを描いている。展覧会は台湾、中国、韓国、タイ、NYなどでも開催されている。