宮岡貴泉は、陶芸と現代のマンガやアニメのキャラクターを融合させることで、新たな表現の可能性を追求しています。伝統的な陶芸の技法と現代のポップカルチャーの要素を組み合わせることで、ユニークな造形を生み出します。
本展では、時代の変化に応じた偶像美術に焦点を当て、キャラクターをサンプリングしたり、ミックスした「guzo(偶像)」シリーズ、本年から始動したモノタイプによる「平面=S(stamp)」シリーズを展示いたします。
宮岡貴泉/Miyaoka Takami
1980年埼玉県生まれ。2004年に東洋大学経済学部国際経済学科、2006年に京都府立陶工高等技術専門校成形科を卒業後、2007年に京都中小企業産業センター陶磁器チーム研修を修了。2008年より埼玉を拠点に作陶を始め、素材を見極めた技法と様々なアプローチを試みた造形表現に取り組む。