鈴木ひょっとこは、浮世絵に描かれた人々の暮らしやユーモア、風刺表現に影響を受け、今と昔とが融合した絵画作品を制作するアーティストです。
時代とともに新しく変化していく家電製品や飲食物といった消費される現代の生活用品をモチーフに、アニメーションのような躍動感やストーリーを込めた「家電図」シリーズなどを発表しています。
本展では、鈴木ひょっとこが好んで描き続けている水や音楽をテーマした夏の最新作を展示いたします。
作品販売方法のお知らせ
本展覧会の作品をご購入希望の方は、会場またはメールにて以下の期間にエントリーを受け付けます。
受付期間:2023年6月16日(金)~6月21日(水)
受付時間:12:00~20:00 ※最終日は17:00まで
受付方法:
・会場:六本木ヒルズA/Dギャラリー(六本木ヒルズ ウェストウォーク3階)
・メール:
※件名に「鈴木ひょっとこ作品購入希望」とご記載ください。
※電話でのお申し込みはできません。
※購入希望の作品が重複する場合は、抽選とさせていただきます。
お問い合わせ先:
鈴木ひょっとこ/Suzuki Hyottoko
2003年武蔵野美術大学造形学部油絵学科入学、2007年同部映像学科アニメーション専攻卒業。2011年の個展「ひょっとこのはじまり」から“鈴木ひょっとこ”という名前で活動を開始。2013年「りんご美人祭」にて入賞。その後、宮崎県日向市に移住して日本の祭りを学び、現在は東京に戻って活動を続けている。
行動制限が緩和されたことで、滞っていた世の中が以前のような動きを取り戻しました。その世の中全体から感じることと、私自身がはるか昔の絵を眺めてその世界に入り込み、ふと浮かんでくるイメージを、掴み取っては描き、絵を発表しています。絵は遠い他の人の手に渡って手元から消えていきますが、私の中にその絵の残像だけは残っていく、という経験を繰り返しました。この感覚を、釣りの用語のcatch and releaseになぞらえて、展覧会のタイトルにしました。
鈴木ひょっとこ