くまをモチーフにした食器や置物、動物の絵付けの器、こけしの徳利、だるまのぐい呑――。
陶芸家・増田光は、自在な発想と確かな造形力によって、多彩なバリエーションの作品を生み出してきました。既成の枠にとらわれない自由な姿は、私たちの感情を軽やかに揺さぶり、驚きと歓喜をもって迎えられる存在となります。
本展のテーマは「と、言いつつも」。
断定しきれない余白や、心の奥にある本音、矛盾やゆらぎ――その言葉がはらむニュアンスを、増田はどのようにかたちへと昇華するのでしょうか。遊び心とユーモアの奥に潜む、繊細な感情のレイヤー。ぜひ会場にてご覧ください。
作品購入について
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左:《三つ足くま》
右:《脚ゴブレット》
2026年
陶器
左:22×φ17 cm
右:8×φ9 cm
左:《脚ゴブレット》
中央:《三つ足くま》
右:《脚ゴブレット》
2026年
陶器
中央:22×φ17 cm
左右:8×φ9 cm
《カッラフル長楕円皿》
2026年
陶器
各23×15×3 cm
《こけしとっくり》
2026年
陶器
各16×φ7 cm
増田 光/Masuda Hikari
神奈川県うまれ。
大学で陶芸を専攻。くまなどの自分が可愛いと思う動物や、日常に使える食器や花器を落書きをするような感覚で作っています。そのスタイルは工芸よりも手芸や工作に近いと思っています。



去年イギリスのGlastonbury Festivalに行ってきた。ライブももちろんだけど、広大な会場では環境問題や権利問題を提議する展示物がたくさんあったこともとても印象的だった。そしてGlastonburyといえばみんな手作りの旗を高く掲げてライブに参加するのだが、その旗も自分の訴えたい思いを表明する人がいたり、チーズって最高だよね!みたいなことが書いてあったり。
いつも自分の考えていることを大声で叫びたい。だけど大人だし、周りの人がびっくりしちゃうし、自分の考えを否定されてしまったらちゃんと対話できないかもしれないって思ってほとんど隠して暮らしてる。考えてることを旗に書いてどうどうと掲げられるようになりたいな、チーズのことからかな、とも思っている。
増田 光