松枝悠希は、日常にありふれたサインや物に着目し、エネルギーをもって動きだしたらどうなるか(escape)、パッと見て「おもしろい!」と言葉がなくても伝わる(wordless)、そして、見た人が楽しくなる(positive)という3つをテーマに、制作を行っています。
コロナ禍以降は、展示ができなかった期間に見直した素材であるPET(ポリエチレンテレフタレート)や絵具を使用し、抽象作品や絵画的な要素を取り入れた作品の制作もはじめました。
本展では、松枝悠希の代表作から新作の抽象作品までを一堂に展覧いたします。
松枝悠希/Matsueda Yuki
1980年茨城県生まれ。2010年東京藝術大学大学院博士課程修了。個展を多数開催。海外の展覧会やアートフェアでも注目を集める。