たかくらかずきは、ゲームやインターネットカルチャー、民俗信仰、神話などを横断しながら、現代社会における信仰や共同体のあり方を探究してきました。
本展「PLAY=PRAY」では、「遊ぶこと」と「祈ること」を重ね合わせ、デジタルとリアルが交錯する時代に生まれる新たな神話や儀礼、そして人と世界との関係性を提示します。現代社会に潜む「祈り」のかたちを問いかける、たかくらかずきの最新作をぜひご覧ください。
《椅子曼荼羅》
2026年
キャンバスにUVレジン
162×130 cm
《椅子曼荼羅》
2026年
キャンバスにUVレジン
162×130 cm
《AI am YOU_003》
2026年
キャンバスにUVレジン
65.2×53 cm
《AI am YOU_004》
2026年
キャンバスにUVレジン
65.2×53 cm
たかくらかずき/Takakurakazuki
アーティスト。1987年生まれ。東京造形大学大学院修士課程修了。ビデオゲーム、XR、AIなどのデジタル表現を用い、キャラクターやゲームの構造を手がかりに、デジタル時代における身体性や儀式性のあり方を探求している。東洋思想の視点を参照しながら、現代美術の構造や前提を再考する作品を制作する。
代表的なプロジェクトに、山梨県立美術館での個展「メカリアル」(2023年)、BUGでの展覧会企画「キャラクター・マトリクス」(2024年)、GINZA SIXでのインスタレーション「ハイパーマン・バン・ゴ・オー」(2025年)などがある。2025年、山梨県立美術館に作品収蔵。OpenAI「sora select TOKYO」選出作家。また、演劇カンパニー「範宙遊泳」のアートディレクターとして、映像やビジュアル・ディレクションも手がける。近年は曼荼羅や縁起の論理の社会実装として、分散所有、脱中央集権、脱都市、職人との協働といった、作品制作プロセスのネットワーク的実装にも取り組む。
- 制作協力
- 株式会社サンエムカラー



コントローラーを握ってゲームをしている意識は向こう側にあり、それは手を合わせる行為に似ている。
バラバラな正義が椅子取りゲームをしている。この椅子取りゲームは音楽が鳴り止むことがなく地獄のようにも見えるが、同時にダンスしているようにも見える。あらゆる思想や主張が消費の対象になり、あらゆるゲームがタグとして棚に並んでいる。
ゲームは勝負であり遊びでもある。信じることが消費することになり、消費が信仰であるような時代だけど、ここにあるのは冷笑ではなく讃歌です。勝負よりも祈りとしての遊びを選択する。
たかくらかずき