桂典子は生命の始まり、進化の過程をテーマに、植物、動物、細胞、臓器とも思えるモチーフを繰り返しもちいて命が躍動する世界を表現しています。本展では自身の妊娠、出産、育児の体験から制作された絵画、陶器など新作20点を展示いたします。
桂 典子/Katsura Noriko
1988年 山口県生まれ
2011年 武蔵野美術大学油絵科油絵専攻卒業
2013年 武蔵野美術大学修士課程造形研究科美術専攻油絵コース修了
2018年 フィレンツェ国立美術学院短期留学
個展
- 2017年
- 「こたい」あらかわ画廊、東京
- 2018年
- 「うねり」コートギャラリー国立、東京
「めぐり」Gallery Suchi、東京 - 2019年
- 「はこ」武蔵野美術大学 gFAL、東京
グループ展
- 2012年
- 「第21回奨学生美術展」佐藤美術館、東京
- 2013年
- 「アートアワードトーキョー丸の内2013」行幸地下ギャラリー、東京
- 2014年
- 「第9回前田寛治大賞展」
髙島屋日本橋店、東京
倉吉博物館、鳥取
受賞
- 2013年
- 第3回上野の森美術館大賞展、入選
- 2017年
- 第2回国際芸術コンペティション「アートオリンピア2017」、入選
第19回雪梁舎フィレンツェ賞、フィレンツェ美術アカデミア賞 - 2020年
- 第23回岡本太郎現代芸術賞(TARO賞)、入選
パブリックコレクション
- 佐藤美術館
雪梁舎美術館
愛おしいと感じるものを描いています。
描いた作品は自分の子供のように愛おしいです。
妊娠中から描き続けた作品たち。
お腹の子の健康のために食べたもの、
産道を一生懸命進んで来る様子を想像したり、
居心地はどうですか?と語りかけながら描きました。
出産後、私は味わったことのない「うれしい」と「くるしい」を経験します。
桂 典子