ましもゆき 「耽溺」

エロスとグロテスクが共存するモノクロームの美の世界

2018.11.23(金)~ 12.16(日)

花、蛾、文様などをモチーフに黒インク一色で綴られる緻密な絵画を描くましもゆき。
重ねられた嘘や、黙殺され隠匿された醜さ、光の届かない漆黒の闇夜といった否定的なイメージをテーマとしています。
官能的な欲望を匂わす作品からは妖しいエネルギーが満ち溢れており、エロスとグロテスクが共存するモノクロームの美の世界が存在しています。今回の個展「耽溺」では欲望という醜い自我のもつ原動力としての可能性と、その美しい側面を執拗な筆致によって暴き出そうとしています。
本展では大作を含む、最新作を発表。
また、会期中に本人による「オリジナル花文字」を描くイベントも開催いたします。

オープニングパーティー

日時:2018年11月23日(金・祝)18:00~20:00
会場:六本木ヒルズA/Dギャラリー
料金:無料

オリジナル花文字イベント

予約不要

お好きなアルファベットをましもゆきオリジナル花文字でお描きいたします。
※1文字あたり15分ほど/1,000円(税込)

11月23日(金・祝)14:00~17:00
11月24日(土)14:00~19:00
11月25日(日)14:00~17:00
12月15日(土)14:00~19:00
12月16日(日)14:00~19:00

Yuki Mashimo
©Yuki Mashimo

作品

《耽溺》
《耽溺》
2018年
インク、紙、パネル
1820 x 2730 mm
Photo: Okano Kei
《MISSING》
《MISSING》
2017年
インク、紙、パネル
803 x 1820 mm
Photo: Kigure Shinya
《浮雲》
《浮雲》
2015年
インク、紙、パネル
727 x 1170 mm
Photo: Okano Kei
《翳り》
《翳り》
2015年
インク、紙、パネル
727 x 1170 mm
Photo: Okano Kei
《耽溺》
《耽溺》
2018年
インク、紙、パネル
1820 x 2730 mm
Photo: Okano Kei
《MISSING》
《MISSING》
2017年
インク、紙、パネル
803 x 1820 mm
Photo: Kigure Shinya
《浮雲》
《浮雲》
2015年
インク、紙、パネル
727 x 1170 mm
Photo: Okano Kei
《翳り》
《翳り》
2015年
インク、紙、パネル
727 x 1170 mm
Photo: Okano Kei
ましもゆき
1984
群馬県生まれ
2007
東京造形大学造形学部絵画学科卒業
個展
2008
「project N 35」東京オペラシティ アートギャラリー、東京
2010
「鳴鐘鑼」Yuka Sasahara Gallery、東京
2011
「作家王国 ましもゆき/ゆめのおくそこ」高崎市美術館、群馬
2012
「劇場」六本木ヒルズA/D Gallery、東京
2015
「憂き夜」cc4441 The Gallery、東京
2016
「SHOP@CAFE ましもゆき/ゆめのあと」ハラミュージアムアーク カフェダール、群馬
主なグループ展
2009
「第28回 損保ジャパン美術財団 選抜奨励展」損保ジャパン東郷青児美術館、東京
2010
「VOCA展2010―新しい平面の作家たち」上野の森美術館、東京
2013
「アーツ前橋開館記念展 カゼイロノハナ 未来への対話」アーツ前橋、群馬
2017
「前橋の美術2017~多様な美との対話~」アーツ前橋、群馬 「群馬の美術2017―地域社会における現代美術の居場所」群馬県立近代美術館、群馬
Yuki Mashimo
©Yuki Mashimo
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